2021年(令和3年)3月28日発行
路地の中には井戸と共同水道とお稲荷さんが並んでいました。
四月三日のお稲荷さんの日には「正一位稲荷大明神」と書かれた赤いのぼり旗がはためきます。男の子が太鼓をたたき、その後にのぼり旗を持った子どもたちが「正一位稲荷大明神、おいなりさんのことなら、どこまでも」と唱えながら路地から路地へ練り歩きました。
井戸は二十米もある深い井戸で、その深い井戸と掛けたシャレ言葉がありました。「あの人とあの人は上町の井戸やて」「へえ!そんな深い仲とは知らんなんだナ」大人のひそひそ声が聞こえてきました。
(からほり新聞 第50号 「わたしの空堀物語」田中康子)
空堀が好きで大阪が好き。地域に恩返しをしたいと思っていたときに障がいを持つ方々にも教えてと声がかかり今も続けて16年になります。障がいがあっても、チアダンスは思い思いの身体の表現、笑顔、そして元気な声を駆使し、通じ合える事、喜びを共有できる事が嬉しくて、活動を継続しています。
(中略)
教育、これは4歳から中学生までのチアダンス教室運営を通じ青少年の健全育成に。まずは、自分が元気に過ごすこと。それが周りを元気づけ、前向きに意欲的に生きることができる。これが、究極の人づくり教育だと思っています。
(からほり新聞 第50号 「チアダンスで空堀を元気に、大阪を元気に、関西を元気にしたい」石原由美子さん)
漫画でおばあさんを書いてスタンプ作ろうと野心を燃やしています。
その、おばあさんですが何度描いてもイメージは姑になり、良い印象がないので怒り顔が浮かぶのです。笑っている顔の思い出が少ない。これって意外に不幸です。
(からほり新聞 第50号 「孫の後を追って」高齢者外出介助の会 事務局長 永井佳子)
からほり新聞 第50号
■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)
特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?
◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。
- 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
- 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
- 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
- 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
- ハーモニカ教室
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