2019年(令和元年)8月9日発行
空堀通は松屋町筋から東に1キロほどつづく商店街で、明治時代には賑やかな商店街だったと書いてある。明治時代といえば、大正十四年四月から昭和七年九月にかけて大阪市が世界第七番目、日本一の人口や面積になったという大大阪時代の前から空堀地区というのは賑わっており、路地と長屋といった大阪らしい風景が特徴の町である。今、日本の商店街はシャッター通りと呼ばれている中で、空堀商店街は、昭和二十年九月からいち早く商店会を結成し、平成二十一年には経済産業省・中小企業庁は「新・がんばる商店街77選」に選ばれるなど、小商いの個人経営のお店が多く、大阪市の中では人気ある画期的な地域だ。
(空堀新聞からほりらへんで活動するカラホリアンへ 日本地域学会・国際地域学会 会員 羽山知慶)
宇治茶園は昭和25年に創業し、煎茶や抹茶、茶道具だけでなくお茶に合うお菓子なども販売されています。こだわりは創業当時から生産地問屋から直接、茶葉を仕入いれていることや陶器製の茶器を使ってお茶を楽しむ提案をし続けること。
(快傑!からほり人 宇治茶園 宮下明夫さん)
そんな宮下さんは優しく、穏やかな印象ですが「美味しいお茶を正しい淹れ方で飲むおいしさを知って欲しい。ペットボトルなどはゴミ問題があるけれど、陶器の急須や茶碗はずっと使え、割れても土にかえる。お茶だけでなく、茶道具含め日本の伝統的なお茶の文化のすばらしさ伝えたい」と熱い思いを語ります。
昭和18年、太平洋戦争の最中、私は御津(みつ)女子商業学校の女学生でした。学者は戦災に遭ったので、多くの児童が疎開で居なくなった船場の御津小学校をお借りして勉強していました。この辺りはまだ戦災に遭わず、古風な趣のあるお家が並び、四ツ橋には四つの橋が架かっている風情のある場所でした。
(原っぱでの機関掃射をまぬがれて 田中幸子さん)
からほり新聞 第47号
■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)
特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?
◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。
- 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
- 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
- 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
- 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
- ハーモニカ教室
- 「からほり新聞」制作
◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
お待ち致しております。
所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp