2023年(令和5年)11月6日発行
私の住んでいる街区はマンダム、味覚糖、少し北側にはハート封筒と大阪でも有名な企業の本社がある地域です。このような企業は近代において大阪の経済を牽引する一翼を担ってきました。夕方になり近所のサラリーマン達が話に華を咲かしながら、盃を傾ける場面によく遭遇しました。
(からほり新聞 第53号「からほりのまちを思うて」一般社団法人Micro Heritage共同代表 杉浦正彦さん)
敗戦の日以前に空襲を受けたのならあきらめがついたかもしれませんが、敗戦後一週間目、しかも白旗がひらめいている中の空襲は腹立たしいものでした。空襲が終わったとき、駅では死体を駅講堂に運んで肉親に引き渡し、負傷者は病院に運んだが、どこもいっぱいで庭先に運んでおくしか方法がなかったという。その時の死者は北海道庁の資料には死者百八人とあるが根拠が定かでない。
(からほり新聞 第53号「敗戦後の空襲【8月15日その後】」井戸田博子さん)
久々に空堀を回ると以前紹介したお店が無くなっていたり、ご紹介したいと思っていたお店が締まっていたり。コロナはいろいろな形で空堀を変えたようです。それでもたくましくチャレンジされておられ、この行動力が空堀を楽しく面白い町にしているのですね。
(からほり新聞 第53号 「からほり界隈お散歩MAP」)
私を振り返って思うと、40代50代は自分のしたいことに夢中で日々の暮らしや変化、自然の移ろいになぜ目を向けなかったという後悔なのです。そして60代の数年は自分の殻にこもって見ない、聞かない時でした。
目を開いてゆっくり歩めば暮らしの中に記憶に残るような味わいと思い出が持てたのに。
荒い蒒で時間を惜しんで何事も手早く進めたような気がして過ぎ去った早送りの時を今になって惜しんでいるのです。
(からほり新聞 第53号 「ケラ子の介助日記」高齢者外出介助の会事務局長 永井佳子さん)
からほり新聞 第53号
■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)
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- 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
- 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
- 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
- ハーモニカ教室
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