2015年(平成27年)10月26日発行

今は、問屋街の活況は見る影もない。商店街も公設市場にあったような個人商店はずいぶんと減ってしまい、スーパーマーケットや飲食店が増えた。お店の人と話をしながら買い物をしているのは、だいたい年輩の人。若い人は急ぎ足で通り過ぎて行く。寂しいなぁと思う。本当は、若いお母さんにこそ、お店の人との会話を楽しみながら買い物をする姿を、子どもに見せてあげてほしい。市場には生活を豊かにする力がある。若い人たちに、そのことを気づかせてあげてほしい。商店街は、地元の人が足繁く通ってこそ繁盛する。
(空堀の人情を次世代に STUDIO BAG代表 富浦隆則さん 聞き手/井藤美由紀)

「ダダダダ…」という機銃掃射の音が聞こえ、飛行機がこちらに近づくのが見えました。咄嗟に畑の畔と畔の間に腹ばいで身を伏せましたが、次第に地面が強く震え始め、その振動は信じられない激しさで、お腹を打ち震わせました。「これで死んでも仕方ない、同じ死ぬなら、弾が沢山当たるほうが苦しみも短いに違いない」、そんな思いが頭をよぎりました。飛行機は上を通り過ぎて遠ざかっていきましたが、暫くは呆然とそこに座り込み、立ち上がれませんでした。何処をどう行ったのか、目の前に見慣れた大阪城を見てやっと「助かった」と実感しました。「誰にも知られず、畑の中でたった一人で死んでいく恐怖と孤独感」は70年経った今も昨日のように思い出します。それは空襲で家が被災した時の悲しみよりも、もっと強烈に残っております。私も只今91歳、人生の中で何か心に残るものは?と聞かれたら、迷わず「あの畑の中での恐ろしさと孤独感」とお答えすることでしょう。
(機銃掃射の恐怖を経験して 黒田雛子さん)

小さいころから、この空堀の魅力はあまり変わらない。路地が多いため、人と人との暮らしが近く、見守り会える。温かで人情がある町という浦野さんになぜ空堀が戦火を逃れたのか聞いてみた。「いろいろな説があるが、空襲の時商店街にも焼夷弾が落ちた。でも疎開している人が少なく、みんなで直ぐに消し止めたから火事が広がらなかった」と当時の状況を話す。
(「誰もが」安心して暮らせる街に 大阪市中央区社会福祉協議会会長 浦野睆次さん)
小さいころから、この空堀の魅力はあまり変わらない。路地が多いため、人と人との暮らしが近く、見守り会える。温かで人情がある町という浦野さんになぜ空堀が戦火を逃れたのか聞いてみた。「いろいろな説があるが、空襲の時商店街にも焼夷弾が落ちた。でも疎開している人が少なく、みんなで直ぐに消し止めたから火事が広がらなかった」と当時の状況を話す。
(「誰もが」安心して暮らせる街に 大阪市中央区社会福祉協議会会長 浦野睆次さん)

からほり新聞 第35号
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