2020年(令和2年)7月27日発行

小さなお店はもちろん、大きな会社も危機を迎える中、我らが空堀の復活は市内の他のまちより案外早かったように感じます。
(人とのつながりが、やっぱり空堀の強み 山根秀宜)
~中略~
実は戦後もいち早く空堀商店街が復活し、大阪随一の活気を呈しました。それは他の商店街と違って「焼けなかった」というだけでなく、やはり人との関わりがあったんだと思います。
東日本大震災では、大災害の前には大きな組織より家族での助け合いが見直されました。「東のことは遠方でいまいちピンとこなかった」ような人も、今回のコロナ禍では、自粛で長かった自宅「巣ごもり」で、改めて家族とゆっくり向き合うことができたかもしれません。
家族が見えるお付き合いができるのが空堀の良さと思います。これからの時代、ますます人を惹きつけてやまない町で有って欲しいと思います。

卒業式の前夜、B29爆撃機274機による焼夷弾の洗礼を受け、西区の江戸堀は直撃であっという間に火の海。堀川を隔てた靭(うつぼ)の我が家も炎に包まれ、その中を火が燃え移る手荷物を捨てながら懸命に逃げたことを覚えています。西へ西へと逃げ大川の辺りで朝を迎え、すすだらけの顔を見合わせて「生きていること」を確かめあったものです。
(コロナ禍に思う「国民学校世代の学校生活」 久下謙次さん)

絵を描いていると楽しく、何とも言えない爽快さが得られる。普通の仕事と違って、美しい。見やすい、デザインが気に入ったとかで評価が感覚でしかない。見る人の感性で決まる感じが好き。息子達にも美に関する仕事について欲しいとぼんやり思っている。
(からほりらへん(空堀情報発信)編集者 YORIDONOさん)

からほり新聞 第49号

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