からほり新聞 第23号

からほり新聞 第23号

2012年(平成24年)3月23日発行


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我が家の向かいには路地が沢山あった。放課後子供たちはそこに集まって母が呼びに来るまで、周りが夕闇に包まれるのも構わず夢中に遊んでいた。石蹴り、縄跳び、ドッジボール、ゴムとび、どれも飽きることはなかった。子供の声がしなくなった頃、家々には電球の温かい明りが灯るのである。こんな思い出が、時折頭によみがえりどんな辛い時も元気になれたりした。
(からほり新聞 第23号 「のどかな時の流れを想う!!街の記憶」楓ギャラリー 三島尚子)

からほり新聞23-02

大阪市中央区法円坂の上町交差点には、兵部大輔大村益次郎卿殉難報国乃碑、と書かれた、見上げる程背の高い、立派な石碑が建っている。その右袖には、椅子に座り本を読んでいる、太い眉毛の大村氏が浮き彫りで刻まれており、左袖には碑文が刻まれた石が対照的に置かれている、これらの外観にもさらに石積みがあるという規模の大きな碑である。大阪医療センター(元国立病院)の東南角がその一角である。因みに大村氏の碑や像は日本に七カ所もあり、大阪市には三カ所、ここ中央区と北区、西区にある。東京の靖国神社の立像は日本初の西洋式銅像だ。後の参加所は生誕の地、受難の地、宇和島の住居跡にある。
(からほり新聞 第23号 「日本近代化に貢献した大村益次郎卿の碑に思う」)

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「福祉の世界に入ったきっかけは何ですか」と聞かれることも多いそうですが、ご本人曰く、「5~6歳の頃にガールスカウトに入団して、高齢者施設や乳児院に行く機会があったこと。高校生時代の夏休みに養護施設などに通い、そこで過ごしたことが関係あるのかも。」と。その後、堺市にある特別養護老人ホームに勤務されていましたが、田村さんの福祉に対する思い、認知症の方に対する思いとその情熱はどこから生まれるのか。その答えは、「最善の支援を提供するために、何をすべきか」と常に自らに問い続け、制度の枠にこだわらず実践していた過程に見ることができるだろう。
(からほり新聞 第23号 「快傑!からほり人」三井康栄)

からほり新聞23-04

からほり新聞 第23号

からほり新聞 第23号

■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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