2009年(平成21年)9月10日発行
住宅設計を仕事としている私にとって、空堀界隈ではごく自然な、人が建物や環境に合わせ上手く暮らしているのをみると、新品の住まいや、新型設備が常に最良とは言えないと感じます。通りへの水打ちはイベントではなく日常。セキュリティーはセコムではなく隣のおばちゃん。健康管理はジム通いではなく井戸端会議。そんな地域と密着した暮らし方が今でも普通にあるのを見聞きすると、「あぁこんな所に住み続けたいなぁ」と思ってしまいます。
(からほり新聞 第16号 「空堀の路地から生まれるもの」建築設計室Morizo-内田利惠子)
長屋シェアの生活の中で、時には意見がぶつかったりもするけれど笑ったり、一緒に楽しんだりしながら他人同士でも気持ちを伝え、受け入れたりしながら、お互いの事を気遣い生活する事で成長したと実感しています。これって、ルームシェアならではのことではなく、まちに住むってことはルームシェア同様、地域の方々とこのようなコミュニケーションをとって行かなくてはいけないんだなぁと最近では考えているそうです。
(からほり新聞 第16号 「長屋シェアリング」)
空堀に住むまでの純子さんは、「大阪は人の多いところだな」という感想を抱いていたが、町を愛してやまない不動産屋さんの成川健商店の先代との出会いがきっかけで路地の住人に。今では、新しい人を隔たりなく受け入れてくれる空堀がすっかり気に入っている。
(からほり新聞 第16号 「快傑!からほり人」三井康栄)
からほり新聞 第16号
■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)
特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?
◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。
- 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
- 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
- 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
- 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
- ハーモニカ教室
- 「からほり新聞」制作
◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
お待ち致しております。
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