2006年(平成19年)4月4日発行
昔から生國魂神社の氏子が高津宮の祭りに参加してはいけない、また高津宮の氏子が生國魂神社の祭りに参加してはいけないなど『垣根』があった。それに加えて生魂・高津の氏子地域が複雑に入り組んでいて空堀地域では、商店街の向かい同士の店で生魂・高津となっているところもある。それらがもとで、昔は夏祭りなどで両氏子の争いがあったように聞いている。しかし現在では、少子化・高齢化・若者の地元離れなどの問題もあり、祭りの担い手が減少した為、両神社が協力し合うことを十数年前示し合わせた。
(からほり新聞 第24号 「夏祭り」高津宮宮司 小谷真功)
終戦から六十六年、大村翁の構想の跡地は今、高層ビルや市営住宅群、難波宮跡公園、大阪医療センター等の場所となり、もはや碑の前に佇む人影も、殆ど無いー。明治維新の偉業と外国の植民地化攻勢から日本を守ろうとして、軍政の理論と実現に、生涯を捧げた憂国の士、大村益次郎氏の顕彰碑は、西郷さんや竜馬さんのように多くの人々に知られる事も無く、ここ上町台地の懐に抱かれて、静かに建っている。翁はどんな思いで、今の日本をみているのだろうかー。
(からほり新聞 第24号 「日本の近代化に貢献した大村益次郎卿の碑に思う」梶田尚子)
地域の背骨のような役割として「空堀通り商店街」「空堀商店街協同組合」「空堀商店街」という3つの商店街が約800m連なり、戦前から地域の生活基盤として栄えてきました。最近では地域の魅力に惹かれ、新規出店する若者や映画撮影の場所として地域外からも注目されるようになってきています。しかし、戦前から地域の生活の要として、反映してきた商店街ですが、焦点の担い手不足、少子高齢化など多くの問題や課題があります。特に木造密集市街地や上町断層があるということで防災への不安が挙げられ、独特の文化が色濃く残る一方、地域の弱さも危惧されています。そういった問題にひとつの組合活動だけでは根本的な解決はできません。まず、地域の中心である商店街が歴史や防災、福祉を取り入れた地域のためのマップ作りを通じて連携を深めていこうという想いで「空堀商店街マップ」づくりがスタートしました。
(からほり新聞 第24号 「空堀の3商店街連携によるマップづくり」)
からほり新聞 第24号
■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)
特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?
◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。
- 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
- 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
- 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
- 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
- ハーモニカ教室
- 「からほり新聞」制作
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