2004年(平成16年)11月15日発行

去る8月25日「空堀地区HOPE(ホープ)ゾーン協議会(空堀まちなみ井戸端会)」が設立されました。空堀地区の景観保護、街づくりをするためです。
~中略~
協議会として、これから大好きな空堀の街づくりについて考え、活動していきます。この目的を達成するため、各種研究会の開催「まちなみ」形成のための広報、啓発活動、講演会、シンポジュウムの開催、他団体との交流等々行います。ここで暮らし、働く人々の街への愛着を一番大切に考えております。そして魅力的なまちなみ、貴重な街の資源を(大阪の文化財なのです)良い形で将来に引継ぎ、発展させねばなりません。皆さん方の積極的な情報の提供、ご協力があってはじめて実が結ぶ事業です。
(からほり新聞 第6号 「空堀まちなみ井戸端会ってこんな会」会長 鵜飼 正彦)

四天王寺を後に、谷町筋を南下すると、堀越神社があります。ここには、奈良時代の完了・和気清麻呂が治水工事した跡が残されています。大阪の歴史は水害との戦いでした。和気清麻呂は、莫大な費用と人員を投じて大規模な治水工事に着手したのですが、現在もある「北河堀町」や「南河堀町」、また近鉄の「河堀口駅(こぼれぐち)」という地名はその名残りだそうです。堀越神社の南隣に統國寺があり、境内には何とベルリンの壁が保存されています。国籍や民族を超えた友好を願うこの寺に保存するのが最適だと、信者が寄付したモノだそうです。皆さんもご覧ください。そして触れてみてください。民族の和解を願ったベルリンの市民の熱い想いが伝わってきます。
(からほり新聞 第6号 「魅力いっぱいの上町台地を歩く」大阪案内人 西俣 稔)

去る10月1日、東平公園(東平小学校跡地)にて、故・服部良一氏の歌碑除幕式が行われました。歌謡曲からクラシックまで、音楽史に多大な業績を残した氏は、実は東平小学校の卒業生。「国民栄誉賞受賞者の業績を顕彰しよう」と、東平連合から呼びかけが起こり、これに共鳴して上町中学の卒業生でもあるもず唱平氏も尽力されたそうです。この界隈の歴史と住民の力を感じさせられますね。式典では、中央小学校の児童とPTAによる「青い山脈」の合唱が行われました。
(からほり新聞 第6号 「勝手にからほり雑見ニュース」)

からほり新聞 第6号

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